待ってたって自分に都合のいい幸せは来ない
そんなもの存在するかどうかも怪しい
でも、痛み覚悟で歩み出しても、幸せにたどり着ける保証がない
「幸せ」がどういうものかもよくわからない
ただ、「普通」になりたかった
普通に成長して、普通に学生を終えて、普通に社会人になって、普通に結婚して、普通に死ぬ
私が羨む人たちが苦労してないなんて、そんなこと思ってない
でも、私は駄目なんだ
駄目過ぎてどうしようもない
自分の目指すレールから脱線して、暗い森の中を走ってる
地面はガタガタ、車体もガタガタ、木にもぶつかる
自分がどこにいるかも、何処目指して走ってるのかもわからない
燃料補給と整備は今はしてくれる人がいる
その人たちもいずれ先に死ぬ
廃車予定の敗者